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創る人びと 2004年11月5日中日新聞三河版より(記事全文)
客を観察 気遣いの綿 布団職人 小久保新吾さん(44)

 渥美町堀切の「ふとんのコクボ」。小久保新吾さん(四四)布の中に綿を詰めた。「よいしょ」。掛け声と思いがこもった布団が、また一枚仕上がった。小久保さんの顔に笑みが広がった。
 布団作りは、厚さ約1センチの板状にした綿を掛布団なら六−七層、敷布団なら12−15層も重ね布団に詰めていく作業だ。
 隅っこまでしっかりと綿が詰まっているか。寝返りがうちやすいよう敷布団の真ん中は盛り上がっているか。職人の腕が試される。「逆に言えば、そこが腕の見せどころ」。確かな品を作っている自負が言葉にあふれる。素材にもこだわる。綿しか使わない。「弾力性があって保温性に優れている。肌ざわりも良い。吸湿性や発散性だって抜群だと思います」
 注文を受ける瞬間から真剣勝負が始まる。客の好みと体格、歩き方や体調も観察する。
 大きい人の布団には体を支えるための弾力性が必要だから、綿を厚く入れる。お年寄りなど体力が弱い人なら、ふとんの上げ下げも考えて綿を薄くする。そんな気遣いを欠かせない。
 渥美町の伊良湖岬中学校、県立福江高校を卒業し、実家の布団店を継ぐため東京都板橋区の東京蒲団(ふとん)技術学院」という専門学校に進学。その後も都内の布団店に住み込みながら、技術を学んだ。渥美町に戻ったのは、二十二歳の時。以来、同業者との情報交換や講習会で腕を磨きながら、地元の顧客の期待に応えてきた。
 今年八月、名古屋市で開かれた「県寝具製作技能競技大会」に東三河の代表として出場。最優秀の県知事賞に輝いた。来年の全国大会には全力で挑むつもりだ。「人間は人生の三分の一を布団の上で過ごします。だからこそ良いものだけをお客さんに使ってほしいんです。」情熱と努力はつきることを知らない。
(中村 禎一郎)

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第2回 愛知県寝具制作技能競技大会 優勝 愛知県知事賞受賞
去る、8月1日(土)名古屋市に於いて、第2回愛知県寝具制作技能競技大会が開催されました。手作り布団制作にて、ふとんのコクボの【小久保新吾】氏が優秀な成績を収め、見事優勝しました。愛知県知事賞のトロフィーを頂きました。
(渥美商工会会報より)



夜着について
夜着の種類
 大夜着、中夜着、小夜着、改良夜着

夜着の名称
 @袖ふき A袖口 B袖 C袖下 D襠(まち) E袖付け Fダキ G衿肩 H剣先 I衿
 J衿付け K衿先 L前身頃 M脇縫 N衽付 O衽(おくみ) P衿下 Q裾合(すそあわせ) R裾ふき S裾 
 後身頃巾 背縫 後身頃 前身頃巾
中夜着
 冬寒き夜、とこに入る心地は人間の最大の幸福を招く貴重なものであり最適の品であります。この厳冬において方を刺すような寒気を防ぎ安眠をとることができるものは貴重な夜着であります。しかも健康を作る源でもある。大切な事は寝ながらに方を冷やさず楽に寝めるものは夜着ならでは外に皆無である事もしかり、また寝返りしても一定の位置を変えない寝具、これ即ち夜着である。しかも技術的には最高のものともいえます。それは国家試験の寝具製作技能検定においても一級の課題にされております技術丈にむづかしい点も当然である。しかしどのようなものも勉強で補う事のできる事でありましょう。



人にやさしいコットンふとん物語

人、太陽、コットン。



自然が生んだコットンのすばらしさを見直しませんか。
”コットンのおふとん”が太陽の恵みをお届けします。



肌にやさしいコットン。
自然の植物せんいです。

○赤ちゃんの肌ざわり”コットン”
 コットンはせんいの中でとくに「肌ざわりのよさ」に優れています。
赤ちゃんやアレルギー体質の方のデリケートな肌も、コットン


はやさしく包んで刺激することはありません。
 静電気をおこして不快感を与えることのない、自然の植物せんいです。

○地球環境を守る”コットン”
 コットンは植物です。自然の中で生産と還元を繰り返すコットンは、人間にとってすばらしい自然の恵みです。
地球上の綿畑で1年間に、18億トンの二酸化炭素を吸収し、13億トンのきれいな酸素を生み出し、
大気の浄化作用を行い”かけがいのない地球を汚染から守る一翼を担っています。
 またコットンは、”リサイクル”にも最適な自然の植物せんいです。

○コットンは”夏涼しく””冬温かい”
 中空で天然のよじれをもつコットンは、積層になると細かい空気室を無数に形成し、保温性を与えてくれます。
そして夏には、熱が、体の周りにこもらないように、汗を吸いとり、外気に発散させるさわやかな”せんい”です。



太陽の子、こっとんふとん
人と地球にやさしい、さわやかふとん。

○日干しでよみがえる”コットン”
 コットンは太陽の恵みを受けて、すくすくと育った”植物せんい”です。いわば太陽の子供です。
日に干せば、母なる太陽のエネルギーを大いに取り入れて、ふっくらとよみがえります。
 この日干し回復の良さが、ふとんへのへたりをゆるやかなカーブでおさえます。
そして、あの”陽なたのかおり”なんともいえません。コットンのふとんは、太陽が大好きです。

○弾力性のある”コットン”
 コットンは1本1本のせんいが天然のよじれをもち、しかも、中空のせんいです。
このよじれが、わたしたちが正しい寝姿勢で眠ることができる弾力性のもとです。
また、寝返りのうちやすい適度の硬さとクッション性をつくります。
 とくにインド、パキスタン産のデシ綿(せんいが太く、短い綿花と)呼ばれる綿花は敷ふとんに最適です。
 また、メキシコ、アメリカ産の綿花はせんいが細く長いことから、
ドレーブ性に優れ掛けふとんや肌掛けふとんに適しています。

○汗を吸いとるさわやか”コットン”
 コットンの肌着が汗を良く吸収し、肌にさわやかな感触を与えてくれる事はご存知ですね。
コットンは、私たちが眠っている間に放出する、コップ1〜2杯分の水分を吸収してくれます。
 吸湿した水分は、天気の良い日に日干しすると、太陽の力でサラッと、ふっくらよみがえります。

○美しい花から”コットン”は生まれる
 コットンは植物せんい。綿とも木綿とも呼ばれ、ハイビスカスや芙蓉と同じあおい科の植物で、美しい花を咲かせます。
 コットンは、クリーム色の美しい花を1日だけ咲かせ、次の日には赤くなってしおれてしまいます。
花が落ちた後に実がだんだんと大きくなって、ポッカリ割れると、中から真っ白なコットンの”せんい”がとびだしてきます。
この白い綿の実を「コットンボール」と呼びます。
 コットンは、ご家庭の庭や、ベランダの植木鉢でも栽培することができます。



コットンふとん
 こんな風に使えば
  さらに快適

○晴れたらこまめに日干しを
午前10時から午後3時の間に日干しを。
 コットンふとんは、太陽の子。お天気の良い日には、両面を2〜3時間程度、日に干して下さい。
 吸収した湿気をとり、かさ高性や弾力性を回復し、お日様の香りと共に、保温性をとりもどします。
さらに日光消毒による殺菌効果もあります。太陽がさわやかなコットンを”ふっくら”とよみがえらせてくれます。

○保管は通気性のよいところに
 長い間保管する場合は、日干しをしてから、通気性の良い押入れの上段に保管して下さい。
 そして、再びお使いになるときは日干しを。長期間保管すると、
ニオイがこもる場合もありますが、日干しでお陽さまの香りがよみがえります。

○汚れのひどいときには
 現在は、ふとんを丸洗いすることができます。ふとんは丸洗いで、清潔かつ快適にお使いいただけます。
 詳しくは、寝具専門店またはクリーニング店にご相談下さい。

資料:全日綿(全日本わた寝装品製造協同組合)

 


コットンの花
開花1日目

2日目には
紅くなってしおれる


○数千年前から人とコットンは”おつきあい”
 人とコットンのおつきあいは、とても古く、数千年前から。
メキシコのテワカン渓谷からは、紀元前5,000年の綿花が、
またパキスタンのインダス川か流域では、紀元前3,000年の綿布の切れ端が発掘されています。
 コットンを初めて知った人間は、その白く、柔らかく、美しく、しかも丈夫なコットンに、驚いたに違いありません。
人々はその自然の贈り物を栽培し、人間の文化が広がるのと共に、コットンを世界中へと広げていったのです。
そして私たちの暮らしになくてはならない”せんい”
として、人とコットンは、自然のおつきあいを続けています。

コットンふとん
 こんな風に使えばさらに快適

○晴れたら、こまめに日干しを
 コットンふとんは、太陽の子。お天気の良い日には、両面を2〜3時間程度、日に干して下さい。
 吸収した湿気をとり、かさ高性や弾力性を回復し、お陽さまの香りと共に、保温性をとりもどします。
さらに日光消毒による殺菌効果もあります。太陽がさわやかなコットンを”ふっくら”とよみがえらせてくれます。

○保管は通気性の良いところに
 長い間保管する場合は日干しをしてから、通気性の良い押入れの上段に保管して下さい。
 そして、再びお使いになるときは日干しを。長期間保管すると、においがこもる場合もありますが、
日干しでお日様の香りがよみがえります。

○汚れのひどいときには
 現在は、ふとんを丸洗いすることができます。ふとんは丸洗いで、清潔かつ快適にお使いいただけます。
 詳しくは寝具専門店またはクリーニング店にご相談下さい。


全日本わた寝装品製造協同組合(全日綿ゼンニチメン)
〒104東京都中央区八重洲2丁目3番11号
TEL03-3281-2714
FAX03-3281-1720

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