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技能グランプリ 総合優勝(金メダル)受賞!

平成21年3月20日〜23日神戸市で開催された「第25回技能グランプリ」の寝具制作部門に出場しました。

結果は総合優勝の金メダルを受賞し、最優秀技能者に与えられる「内閣総理大臣賞」も頂く事が出来ました。
30年間ふとんを作り続けた節目の年に、大きな賞を頂き気が引き締まる思いです。
今後も気持ち良く熟睡出来る理想のふとんを追求して行きたいと思います。

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「創る人びと」2004年11月5日中日新聞三河版より(記事全文)

「創る人びと」2004年11月5日

客を観察 気遣いの綿
布団職人 小久保新吾さん(44)

渥美町堀切の「ふとんのコクボ」。小久保新吾さん(44)布の中に綿を詰めた。「よいしょ」。掛け声と思いがこもった布団が、また一枚仕上がった。小久保さんの顔に笑みが広がった。
布団作りは、厚さ約2センチの板状にした綿を掛布団なら六-七層、敷布団なら12-15層も重ね布団に詰めていく作業だ。
隅っこまでしっかりと綿が詰まっているか。寝返りがうちやすいよう敷布団の真ん中は盛り上がっているか。職人の腕が試される。「逆に言えば、そこが腕の見せどころ」。確かな品を作っている自負が言葉にあふれる。素材にもこだわる。綿しか使わない。「弾力性があって保温性に優れている。肌ざわりも良い。吸湿性や発散性だって抜群だと思います」
注文を受ける瞬間から真剣勝負が始まる。客の好みと体格、歩き方や体調も観察する。
大きい人の布団には体を支えるための弾力性が必要だから、綿を厚く入れる。お年寄りなど体力が弱い人なら、ふとんの上げ下げも考えて綿を薄くする。そんな気遣いを欠かせない。
渥美町の伊良湖岬中学校、県立福江高校を卒業し、実家の布団店を継ぐため東京都板橋区の東京蒲団(ふとん)技術学院」という専門学校に進学。その後も都内の布団店に住み込みながら、技術を学んだ。渥美町に戻ったのは、二十二歳の時。以来、同業者との情報交換や講習会で腕を磨きながら、地元の顧客の期待に応えてきた。
今年八月、名古屋市で開かれた「県寝具製作技能競技大会」に東三河の代表として出場。最優秀の県知事賞に輝いた。来年の全国大会には全力で挑むつもりだ。「人間は人生の三分の一を布団の上で過ごします。だからこそ良いものだけをお客さんに使ってほしいんです。」情熱と努力はつきることを知らない。
(中村 禎一郎)

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